「義太夫の可能性〜和と洋で聴くシューベルトの魔王〜」
出演:
豊竹呂太夫(人形浄瑠璃文楽 太夫)
河野克典(バリトン歌手)、渡部玄一(チェリスト)
第一部:ドイツ歌曲
シューベルト『菩提樹』ほか
文楽名場面『酒屋の段』より一節
第二部:チェロで聴く『BUNRAKU』ほか
トーク 豊竹呂太夫×河野克典×小川榮太郎
バリトンとピアノによるシューベルト『魔王』
義太夫で語る『魔王』
![]() |
豊竹呂太夫(とよたけ・ろだゆう) 昭和22(1947)年生まれ。本名は林雄治。大阪府山滝村(現 岸和田市)の生まれ(住まいは大阪市住吉区)。祖父は10代目豊竹若太夫(3代目豊竹呂太夫)。昭和42年(1967年)3代目竹本春子太夫に入門し内弟子となり、祖父の幼名英太夫を3代目豊竹英太夫として名乗る。昭和43年(1968年)4月に毎日ホールで「戻り橋」左源太の役にて初舞台。昭和44年(1969年)、師の春子太夫の没で4代目竹本越路太夫に入門して内弟子となる。平成29年(2017年)4月に六代豊竹呂太夫を襲名。襲名披露狂言は『菅原伝授手習鑑』「寺子屋の段」。主な受賞に平成29年(2017年)に第47回JXTG音楽賞(現 ENEOS音楽賞)「邦楽部門」、平成15年(2003年)及び平成30年(2018年)に国立劇場文楽賞文楽優秀賞、令和元年(2019年)に第54回大阪市市民表彰。 「豊竹呂太夫のページ」はこちら |
![]() |
河野克典(こうの・かつのり) 山口県出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。ドイツ政府給費留学生(DAAD)としてミュンヘン国立音楽大学に学び、ウィーン国立歌劇場研究員として研鑽を積む。第43回ジュネーヴ国際音楽コンクール声楽部門第2位(1位なし)、第37回ヘルトゲンボシュ国際声楽コンクール歌曲部門第1位、ザルツブルク市賞など数々の賞に輝く。 日本声楽アカデミー会員ページはこちら 公式サイトはこちら |
|
渡部玄一(わたなべ・げんいち) 東京芸術大学附属高校を経て、桐朋学園大学卒業。同校研究科卒業。1993年米国ジュリアード音楽院卒業。インディアナ大学で研鑽を積み1995年帰国。以来、NHKテレビ出演をはじめ、ソリストとして、また室内楽、オーケストラ奏者として幅広く活躍。2003年より文化庁海外派遣員として1年間ドイツのミュンヘンにて研修。2008年(株)東京アンサンブルギルド設立。現在、読売日本交響楽団団員。父は英語学者、評論家の渡部昇一。 公式サイトはこちら |